×マス でひらがなをかこう!

一連のツイートを育児アカウントにしては見てくれた人が多いので、まとめてみた!


すべてのはじまりはこの雑誌との出会いである。


支援として、普通のこくごノートにある+ではなく、×のあるマスに字を書くとい話があったわけだ。手本にあったひらがなは「み」。確かに×マスにかいた「み」はとても美しかった。
通知表でもっと丁寧に字をかきましょうと言われた娘、これはもうやるしかないでしょ!


 


さて、ひとまず、娘に×マスでひらがなを書く事にチャレンジしてもらった。



よく見るとおかしな文字も…その理由はやっぱり手本のせいですよねw


ここでちょっと里帰りで勉強おやすみ。
里帰り中に実母と話をしていたんだが「そういうおもしろいことは、自分でも試してみなさいよwそしたらもっといろいろ声かけできるんじゃない?」の言葉に、自分でも書いてみる気になったw


全部書いた感想。うん、疲れた。
本来、このすべてを1日1回書く練習を小学校はさせたいらしいんだが、無理よw 
大人が綺麗に書こうと意識しながら書いて、こんなに疲れるんだもんw 娘にやらせようと思っても無理だw
1日1ページが限界だね、量より質ですよwww

雑誌には×マスで数字も良い支援よとあったので書いてみた!



いつもより我ながら綺麗に書けた気がする(*´д`*)


そして、娘に×マスでひらがなの練習を頑張ってもらってるわけですが…


綺麗な字を書こうとする自分の気持ちが一番大事ってことだよねヽ(*´∀`)ノ

でも、×マスで書く練習をはじめてから、短期間だけど確実に字をかくことに対しての意識は変わってきたような気がするよ!

学校の宿題との付き合い方

6月から、娘の宿題が3つ出るようになった。

1、こくご か さんすう のプリント1枚

2、おんどく(こくごの教科書のそのとき勉強している部分)

3、計算カード(たしざん)

 

問題はこの2と3。

おんどくをすれば、勝手に書いてない文字や文章をいれて読む。

計算カードはわかっているはずのたし算なのに答えが言えない。例えば2+4の答えがでなくて「わからない~!」と泣き出す。指を使って計算すれば?と言えば「いやだー!」と泣き、やりとりにこちらが疲れ果てて「もうやめよう、やらなくてもいいよ?疲れたでしょ」と言えば「やるの!ちゃんとするからやめるのはいやー!」と号泣絶叫する。

 

そんなわけで、宿題全部を終わらせるのに1時間半~2時間かかってしまう。

宿題をやっている間、もちろん弟もいるわけで、弟が少し音の出るおもちゃを使っていれば「うるさくてできない!」小さな声で人形遊びをしていれば「弟くんが私の邪魔しにくる!」と怒り、静かに本を読んでいれば「本をめくる音が気になって集中できない」ときたもんだ…でも、娘が宿題を終わらせるまで、息子に「存在を消していてください」というわけにもいかない。

さて、どうするか…と悩んでいたところに救う神は登場する。

娘が3歳9ヶ月で通いだした頃からお世話になってる療育の先生がいる。

残念ながら今は転勤で別の系列療育施設に勤務になってしまったのだが、LINEでたまに連絡を取り合っている。

その先生が、電話をかけてきてくれたのだ。

「お母さん、計算カードと音読は何回やらせてるの?」「計算カード3回の音読はそのときの文章量によって5~10回くらいです」「…多い!! 計算カード1回と音読1回で十分よ。娘ちゃんは短期集中型なんだからそんなにだらだらやってたら集中力きれて無駄に時間がかかるのは当たり前でしょ? トータル回数にこだわらず1回ずつをきちんと丁寧にやるように声かけしたら?」「お母さん、もっと娘ちゃん信用してあげたらいいのよ。計算カードなんて、周りがきになるならトイレでやらせてもいいのよw 娘ちゃんの特性的に字で書いてるのはOKだけど頭の中での暗算が難しいのはわかりきったことじゃないwww」

…まさに先生が言うとおりなのかもしれない(^_^;)

計算カードとおんどくについては、先生の意見といては

○療育がある日はやらなくていいくらいの気持ちでいい○それ以外の日はどういう形でもいいから1回をきちんと言わせる。なんだったらお風呂にラミネートして持ち込み、お風呂で1回きちんとやれたら出るくらいでも良い○一週間に一回くらいはちゃんと聞いてあげて、できてるか確認と出来てないところがあれば声かけしてあげましょう ということだった。

「夏休み終わったら宿題の量今以上増えるわよ?今からそんなスパルタしてても、娘ちゃんに百害あって一利なしよ?」

 

あれだな、小学校生活のほとんどを支援クラスではなく交流クラスで過ごしているので、私自身が周りの子と同じだけやるということに固執していたのかもしれない。

夏休みまであと一週間、先生のアドバイスを元に頑張りますか…

 

 

 

 

 

 

「世界自閉症啓発デー」

4月2日は「世界自閉症啓発デー」だそうです。

nanaio.hatenablog.com

正直、ツイッターで今回初めてそんな日があることを知りました。

そんなわけでアカウントを作って放置していたブログで我が家のことを書いてみようと思います。

 

我が家の場合、上の娘が「発達障害グレーゾーン」と言われています。

娘は想像力が乏しく、空気を読むのが苦手です。

待つこと・じっとしていることが苦手です。

集中力がありません。

他人が大好きなんだけど、他人との距離が上手にとれません。自分の思いばかりを相手にぶつけてしまい、それが届かないとわかると癇癪をおこしやすいです。

発達検査の結果はとにかく凸凹したもので、下は実年齢マイナス1歳くらい、上は実年齢プラス4歳くらいの結果がでています。

 

こんな娘ですが、お医者さまには「発達障害の診断を出すのは、本人が困ってからでいいんです。今困ってるのは彼女本人ではなく周囲の大人だけでしょ?」と言われ、「グレーゾーン」にいます。

 

本人の困り感がない、というのは環境の面が大きいのではないのかと思います。

 

市の一歳半検診の個別心理士による面談で「このこは自閉症の可能性が限りなく高い」と言われたことから始まり、2歳半検診の個別面談では「成長も見えるし様子見で」。

そして、3歳検診の個別面談で「この子のためにも療育に通うのは絶対プラスになる」 と言われ、そこから怒涛のスケジュールで1ヶ月後には療育に通い始めました。

 

年中さんから幼稚園に通い始め、年中の間は週2回、年長さんになってからは週1回療育に通いました。

 

療育と幼稚園との連携もしっかり取っていただき、優しいお友達に助けられ、娘にとって、とっても楽しい幼稚園生活がおくれたと思います。

発表会の練習では、じっと待つことができない娘に「何か別のことがしたくなったらこれをもみもみしてね」と小さな粘土を持たせてくれました。

そして粘土の存在はクラスの子みんながどういったものなのか理解しており、忘れてきてるのを見たら声をかけてくれ、あるとき「じゃぁ今日はなしで頑張ってみようよ!」と声をかけてくれたクラスの子たち。

今考えても、娘は恵まれた環境で幼稚園に通えたなと思います。

 

この4月から娘は小学1年生です。

情緒支援のクラスに入ることにしました。

今日は未就学児のクラスから小学生のクラスに変わっての初めての療育です。

新しい扉を開き、娘はいったい何をみて何を学んでくるか、それが楽しみで仕方がありません。

 

 

療育の保護者会でお話をしてると、ご主人が発達障害に理解がない。

おじいちゃんおばあちゃんが理解してくれないから、療育には幼稚園に行く準備をする塾ですといって通ってきてます、と言われる方がいたり。

ほかにも、「子どものお友達のお母さんに発達障害ですって言ったら、伝染るから今後のお付き合いはなしでと言われそうで…だから言えないし、まだ療育にも行っていません」と言われるお母さんに会ったこともあります。

 

当事者たる子どもの親でも困った考えを持っていることもいるのではないかと思います。

「おまえの育て方が悪かったから、この子は自閉症になったんだ」とご主人に言われたという話を聞いたときには一緒に泣きそうになりました。

 

#世界自閉症啓発デー  をきっかけに理解の輪が広がっていくことを切に願います。