昔の長文 その2 寝かしつけタイムに素話を
最近は子どもたちの寝かしつけは、絵本を姉弟1冊づつ選んだものを読む。→iPhoneアプリで子守唄のオルゴールを流してると2人ともだいたい同時に寝る・・・という流れ。
子守唄オルゴールアプリは @momo0702momo さんがツイッターでオススメしてた
https://itunes.apple.com/jp/app/sino-chichan-orugoru-zi-shou/id492606137?mt=8
これは、5歳ねえちゃんもお気に入りのすぐれもの。
iPhoneユーザーはぜひお試しを。
@momo0702momoさんは4児の母だけあって、いろいろためになる話をツイートしてるので好きなのさヽ(*´∀`)ノ
さて本題。
うちの姉弟が3歳0歳の頃、とにかくねえちゃんは2歳代の頃から比べると早い時間に寝られるようになったものの、まだまだ寝るまでに時間がかかるタイプ。
そこでやってたのが「素話」というやつ。
厳密にいうと違うのかもしれないけど、まぁ似たようなもの。
素話のよさについては
http://matome.naver.jp/odai/2134134227664969001
↑を参照にしてください。
で、私は、ねえちゃんが主人公で弟もでてくるお話を即興で作って聴かせていました。
すごい適当ですがw
ねえちゃんがベビーカーに弟を乗せて散歩にでかけました。
いつもと違う道をいってみようと思い、ママがダメだよといつも言ってた曲がり角を入ると…
なんとそこは寝ない子おばけの世界だったのです!
ねえちゃんは怖くて泣きたくなるのを一生懸命我慢してベビーカーをおして走りましたが、ついにおばけに捕まってしまいました。
誰か助けて!と叫んだら、なんとベビーカーで寝てるはずの弟が光だして空に浮かび上がりました。
そして弟が、ねえちゃんをいじめちゃだめー!と叫ぶと、怖いおばけたちはみんないなくなってしまったのです。
弟が空から降ってくるのでねえちゃんは走って受け止めました。
弟はまだ喋れないはずなのにさっきの声はなんだったのでしょう
きっと大きくなった弟がねえちゃんのピンチを助けてくれたんだね。
おしまい
こんな感じの流れ。
ねえちゃんは「寝ない子おばけの世界ってどんな世界?」
「弟くんは空を飛べたの?すごいねーあたしも空を飛んでみたいの」
などなど、合いの手をいれてくれますw
これがどんどん話を大きくしてくれるので、文章にして要約するとこんなものですが、実際はそれなりに時間は経過しています。
この時の合いの手を下に、次の日はそれを取り入れた話をしていました。
→次の記事に具体的な話の組立方法をまとめてみようと思います(*´∀`*)
ひとまず、あやめさん流の話のつくり方をまとめてみます。
子どもって自分が主役の物語はやっぱり嬉しいようです。
なので、内容は子どもの好きなタイプのストーリーにするように頑張ってみます。
例えば、仮面ライダーや戦隊ものが好きな子どもには、悪の帝王なんかがきて悪いことをするのを正義の味方な我が子がばったばったと倒していくような話。
プリキュアが好きな子なら突然自分がプリキュアになって、ともだちと悩みながらも協力して悪に打ち勝つような話。
↑この2パターンはTVの内容を主役を我が子にかえてしゃべるだけでもけっこう満足してくれるので楽ですw
子どもが楽しいことをしている→悪者がくる→戦って勝利の流れで話を作ればだいたい納得してくれるしね(^_^;)
アニメとか仮面ライダーとかはあまり見てない子の場合。
たとえば将来ぼくは消防士になりたいのといってる男の子のための話だとどんなのがいいかな?
消防車が好きなのであれば、消防車におしゃべりさせて消防車とおともだちになって事件を解決する話、なんてどうでしょうか?
話を作るとき、私が気をつけてたのは、とにかく結末はハッピーエンドにすること。
あとは素話起こる事件はとても子どもにとってわかりやすい身近な出来事にすると、話が広がりすぎないで楽かもしれません。
→例えば大事なぬいぐるみが消えてしまった!とか、大好きなおばあちゃんが悪い人にあやつられちゃった! とか。
だいたいこのあたりを抑えて作成開始です。
話出す前に起こる事件だけは自分の中に決めといてください。
例題
大きくなったら消防士になりたい消防車が好きな男の子への話
発生する事件 お庭の自分が大事に育てていた花がたくさんなくなっていた
それでは、主人公はボクで徹底してかいてみる
ボクは「大きくなったら何になりたいの?」と聞かれると、いつも「消防士になりたいんだ」と答えます。
それはどうしてかって?
それは、ボクが消防車がとっても大好きだったからなんです。
ある日、ボクはいつもおかあさんと約束しているお庭の花に水をあげにいくと・・・
どうしたんだろう?ボクのお花が全くありません。
おかあさんに聞いてみました。
でもおかあさんも知らないよといいました。
おとうさんに聞いてみました。
でも、おとうさんも知らないよといいました。
おじいちゃんにも聞いてみました。
おじいちゃんも知らないよと言いました。
ボクは悲しくて仕方がありませんでした。
ボクは、悲しいとき、いつもくる消防署におかあさんにつれてきてもらいました。
ここには、ボクの大好きな消防車があるんです。
ボクは消防車を見ているだけでちょっと元気になりました。
その日の夜です。
おかあさんといっしょに寝ていると、コンコンと窓の方から音がしました。
そっと布団からでてカーテンをあけると、そこにはいつもボクが見に行ってる消防署の消防車がいたのです。
「消防車!!」ボクはびっくりしました。
「ぼく、消防車のショウ。よろしくね!いつもボクがぼくのことを見に来てくれるから、ずっと友だちになりたかったんだ」
と、ショウは言いました。
↑こんな感じで話が流れていくといいかなあ。
全部書いちゃうのもあれなんで、結末だけをざくっと書いてしまうと、何回か消防車とボクが楽しく遊びましたという話を入れて、ある日消防車に消えた花の話をボクがしたところ、消防車はボクと友達になりたくて夜な夜なボクの家にきて窓をたたいてたんだけど、ボクは気づいてなかった。
実はなくなった花の植えられている場所は窓の下にある花壇で、消防車がきて動いてるうちに花がバラバラになってしまった。
その惨状みたおかあさんが朝こっそり片付けて知らないふりをしてました。
ボクはまた花を育てるよ!次は綺麗に育ってる花を見に来てねと消防車に言うくらいのオチにしようかなw
話の流れにでてくる登場人物や物の配置家の間取りなどを自分の家まんまにして話をすると、世界に入りやすいようです。
子どもが合いの手を入れる確率がかなり高いので、自分が考える通りの話にならない可能性が高いですが、子どもとの言葉のキャッチボールを楽しむということでどこまでも付き合ってみてあげてください。
慣れてくると極端なむちゃぶりは減っていきます・・・多分w
子ども主人公の物語を寝かしつけにする利点は、その日どれだけイヤな気持ちが多かったとしても、自分が活躍する話に気持ちが上向きになった状態で眠りについてくれることかなー?と私は思っています。
そして、一つ言えること。
上手だろうと下手だろうとママの話す自分が主人公の話をきいて子どもが喜んでくれる。
それでいいんだと思います(*´ω`*)
と、だらだら書いてみたけど、自分で読んでみてわかりにくい・・・w
疑問があったらツイッターにでもどうぞ・゜・(ノД`)・゜・