学校の宿題との付き合い方

6月から、娘の宿題が3つ出るようになった。

1、こくご か さんすう のプリント1枚

2、おんどく(こくごの教科書のそのとき勉強している部分)

3、計算カード(たしざん)

 

問題はこの2と3。

おんどくをすれば、勝手に書いてない文字や文章をいれて読む。

計算カードはわかっているはずのたし算なのに答えが言えない。例えば2+4の答えがでなくて「わからない~!」と泣き出す。指を使って計算すれば?と言えば「いやだー!」と泣き、やりとりにこちらが疲れ果てて「もうやめよう、やらなくてもいいよ?疲れたでしょ」と言えば「やるの!ちゃんとするからやめるのはいやー!」と号泣絶叫する。

 

そんなわけで、宿題全部を終わらせるのに1時間半~2時間かかってしまう。

宿題をやっている間、もちろん弟もいるわけで、弟が少し音の出るおもちゃを使っていれば「うるさくてできない!」小さな声で人形遊びをしていれば「弟くんが私の邪魔しにくる!」と怒り、静かに本を読んでいれば「本をめくる音が気になって集中できない」ときたもんだ…でも、娘が宿題を終わらせるまで、息子に「存在を消していてください」というわけにもいかない。

さて、どうするか…と悩んでいたところに救う神は登場する。

娘が3歳9ヶ月で通いだした頃からお世話になってる療育の先生がいる。

残念ながら今は転勤で別の系列療育施設に勤務になってしまったのだが、LINEでたまに連絡を取り合っている。

その先生が、電話をかけてきてくれたのだ。

「お母さん、計算カードと音読は何回やらせてるの?」「計算カード3回の音読はそのときの文章量によって5~10回くらいです」「…多い!! 計算カード1回と音読1回で十分よ。娘ちゃんは短期集中型なんだからそんなにだらだらやってたら集中力きれて無駄に時間がかかるのは当たり前でしょ? トータル回数にこだわらず1回ずつをきちんと丁寧にやるように声かけしたら?」「お母さん、もっと娘ちゃん信用してあげたらいいのよ。計算カードなんて、周りがきになるならトイレでやらせてもいいのよw 娘ちゃんの特性的に字で書いてるのはOKだけど頭の中での暗算が難しいのはわかりきったことじゃないwww」

…まさに先生が言うとおりなのかもしれない(^_^;)

計算カードとおんどくについては、先生の意見といては

○療育がある日はやらなくていいくらいの気持ちでいい○それ以外の日はどういう形でもいいから1回をきちんと言わせる。なんだったらお風呂にラミネートして持ち込み、お風呂で1回きちんとやれたら出るくらいでも良い○一週間に一回くらいはちゃんと聞いてあげて、できてるか確認と出来てないところがあれば声かけしてあげましょう ということだった。

「夏休み終わったら宿題の量今以上増えるわよ?今からそんなスパルタしてても、娘ちゃんに百害あって一利なしよ?」

 

あれだな、小学校生活のほとんどを支援クラスではなく交流クラスで過ごしているので、私自身が周りの子と同じだけやるということに固執していたのかもしれない。

夏休みまであと一週間、先生のアドバイスを元に頑張りますか…